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禁煙すると太る理由

      2016/08/18

禁煙をすると太ると言われます。過去の調査では次のような結果が出ています。

  • 1985年~94年に大阪府立成人病センターの循環器検診を受診し、観察期間中に禁煙を始めた1,403人の、禁煙前と禁煙後3ヶ月~1年後の体重変化を調べた佐藤ら(循環科学, 18, 1998)の報告によると、禁煙後平均して1.5kgの体重増加がみられました。

    出典:疫学詳細データ3

この調査は10年間に約1400人のデータを取っているので信頼できるものだと言えるでしょう。また、同じ調査で禁煙後1年以上たっても体重が増加している人はほとんどいなかったそうで、禁煙直後になんらかの理由で体重が増加する傾向があるようです。

では、なぜ体重が増加するのでしょうか。いくつかの説があるようなので順に挙げていきたいと思います。

ニコチンによる食欲抑制効果がなくなる

ニコチンは脳の視床下部にある満足感を感じる中枢を刺激する作用があることが実験で確かめられています。つまりタバコを吸うと満腹感を感じやすくなります。

タバコをやめると、ニコチンがなくなってこの満腹感を感じる作用が止まります。今までは少しでも満足できたのですが、もっと食べたくなり、その結果太ってしまうことになります。

腸内環境が変化する

なんと、禁煙すると食べる量を減らしても体重が増えてしまう場合があるらしいのです。

  • 禁煙後にカロリー摂取量を減らした人でも太る傾向があると指摘するゲルハルト・ログラー(Gerhard Rogler)教授は、たばこをやめた人の腸内細菌叢(そう)の組成に生じる変化が体重増加の原因かもしれないことを、他の研究者らと共に突き止めたと話している。禁煙すると腸内の細菌株の多様性が変化し、肥満症患者の腸内に多くみられるプロテオバクテリアとバクテロイデスという2種類の細菌が増えることが明らかになったという。

    これらの細菌は、エネルギーを非常に効率良く使用し、消化されにくい食物繊維を分解すると考えられている。結果として、食べ物が排せつ物として体外に排出されずに、通常よりも多く脂肪に変換されることになる。

  • 出典:禁煙で太る原因、大食ではなく腸内細菌か スイス研究

吸収率が上がることはよいことなのですが、体重が増えてしまうとなるとちょっと困った問題ですね。

食事がおいしく感じられる

禁煙すると食事が美味しくなると言われています。喫煙中は味覚や嗅覚がダメージを受けていますが、禁煙によって回復するため、本来の味や匂いを感じられるようになります。その結果、ついつい食べ過ぎてしまい太ってしまうのです。

まとめ

いかがですか。いろいろな説がありますが、どれか1つというわけではなく、様々な要因が絡み合って、太ってしまうのかもしれませんね。腸内細菌までが関係していると、体重をコントロールすることはなかなか難しいかもしれません。

体重増加は、今まで正常でなかったものが正常に戻る際の好転反応と考えてはいかがでしょうか。多少、体重は増加しますが、禁煙によるメリットはそれ以上に大きいと思います。

また、体重増加が1年以上続くことはないようなので、落ち着いたらあらためてダイエットや食生活の見直しをしてみるのがいいかもしれません。禁煙前に比べてより健康的になれそうです。

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